わたしたち40代50代女性は「ホルモン」という言葉に敏感に反応してしまいませんか?
どこかの誰かが、「あそこのホルモンは新鮮で安くておいしい」なんて言っていても、筆者は、「女性ホルモン減少」「ホルモンバランスの乱れ」が思い浮かんでしまうのです。
今回はそんなホルモンの中でも、美肌と関係が深い「成長ホルモン」のお話です。
わたしたちの体内では日々、体内環境の変化や体外からの刺激に反応して、それぞれに適応したホルモンがそれぞれの臓器で作られ、血液などに乗って移動して、他の臓器や血球などの細胞に働きかけ、体内環境を正常に保つように作用してくれています。
例えば、食欲や栄養の供給のコントロール、怪我をしたときの細胞の修復のコントロールなども、ホルモンが密接に関わっています。
そんなホルモンの分泌には「主に睡眠による支配を受けるもの」と「主に体内時計の支配を受けるもの」の大きく2種類があります。
「体内時計による支配」を受けるホルモンはコルチゾールや、甲状腺刺激ホルモン 、メラトニンなどで、心身を目覚めさせたり逆に眠気をもたらせたりする作用があり、昼夜のリズムに合わせて分泌を増減させます。
一方、主に「睡眠による支配」を受けるホルモンは成長ホルモン、乳汁分泌を促すプロラクチン、男性ホルモンであるテストステロンなどで、時刻とは関係なく、睡眠中に分泌が高まります。そのため、徹夜をしていると分泌が抑えられてしまいます。
前述の通り、美肌と関係が深い「成長ホルモン」は、「睡眠による支配」を受けるホルモンです。つまり、現実世界の時刻は実は関係なく、睡眠、特に深いノンレム睡眠中に集中して分泌されるのだそう(レム睡眠中には覚醒時と同じ程度にまで分泌量は低下)。ということは、「12時前に寝られるわけないじゃん」とさらにストレスを感じる必要がないのですよ。それよりも、眠れる時には、深い眠りの時間をつくれるように心がけて、成長ホルモンの分泌に期待したいですね。
参考)https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/40396
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