アイルランドの牧場と健康、食、サプリ

Thinking from an Irish ranch

先月アイルランドの乳牛の牧場に行く機会がありました。

当地は年間250日以上の放牧を以てグラスフェッド(grass:草、fedfeed‐飼料供与する、育てる の過去分詞→草で放牧飼育すること)と呼べることとなっており、世界でも厳しいルールとなっています。

グラスフェッドについては国際的・公的なルールはなく、独自の決め事に基づいています。本来草食動物である牛の栄養源である草を食して、自然に近付けて育てるのが合理的であるはずとの考えに基づいたものであり、動物福祉の面も考えられた観点です。

それでは年中外に放つのが最も良いとも思われますが、冬季には草の生育も悪く栄養不足となり病気となる可能性も多くなりますので、そこは庁舎にて保存していた干し草や必要に応じた飼料を支給することでバランスを取っています。

考えてみれば世界各地で自然環境が異なる為、同じ牛といっても飼育環境が変わり、先の250日という基準も変わって然りと言えそうです。


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